COLUMNコラム

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INした から見えたもの

「いいね!」が生み出すコトモノ

インスタ見ていますか?
今や人気インスタグラマーに企業が商品を提供し
宣伝してもらうまでになったソーシャルメディアの一つ、Instagram。

個人で楽しんでいたツールから最近はやたら企業広告が多くなったな、
と思っている方もいるのではないでしょうか。

そんな写真SNS「インスタグラム」。
20代の女性を中心に急速に利用者が広がりました。
いわゆる「インスタ映え」する商品や場所が話題となり個人消費を押し上げる。
多くの企業がインスタグラマーに注目するのも無理はないのです。

「いいね!」の数 = 投稿者の「価値」 という捉え方もあり、
投稿者の「承認欲求」を満たす指標や役割もあります。
そのために「インスタ映え」に躍起になってしまう。
「友達役」を雇うサービス、「フォロワー」を売買するビジネス
も登場するほど過熱しています。

承認欲求から共有と作品へ

「承認欲求」を非難する声もありますが、
違った角度からは自己の「作品」として評価される見方があると言います。

インスタに写真をあげるためにはそこに至るまでの情報収集や移動、
行列に並ぶ時間も含めた「手間」がかかっている。
承認されたいためだけの行動ではなく、1枚の写真で大きな達成感を得る。
自己肯定感のアウトプットとしての作品です。
それが不特定多数の「いいね!」やリアルな繋がりを求めるわけではなく、
同じ感情を持つ人同士が共有する心地良さにつながる。

「感情のシェアが幸せにつながる」 by堀江貴文氏

まさしく、こういうコト!?

しかし、そんな「いいね!」にいつかは疲れ果ててしまうのでは?
インスタから個人投稿者が少なくなるのでは、と思っています。

インスタの次は何が来る?

独断と偏見ですが、次に話題になるのでは?
と感じたサービスを紹介します。
(あくまで個人的意見)

1、今この瞬間をシェアできる「Periscope」
2015年にTwitterが買収したライブストリーミングアプリで
世界中のあらゆる場所からライブ放送を配信したり、他の人の配信を視聴して
リアルタイムで交流することができます。Justin Bieberが利用を開始したことで
人気が急上昇。まさしく、この瞬間を共有できるアプリです。

2、動画版インスタグラム「Viddy」
じわじわと人気を高めている動画版インスタ。
「瞬間」を記録していくインスタに対しViddyは「瞬間」を引き延ばし、
15秒の動画で記録できます。

ただ、いずれも誰かに評価される「いいね!」のような基準があります。
ないと困るけど、あるとそこを基準にしか見れなくなる。

「いいね!」に疲れた人たちの心を潤すサービスを
最新アプリやネットサービスで探すのはまちがっているのかも。

必要なのはリアルな体験?

でもリアルが充実すると、
また誰かに共有したくなる!?

営業企画部 白石

 

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