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まじめ

「イノベーションとは?」を
付け焼き刃の知識で語る。

こんにちは。
盆明け早々BIOS制作部の窮地に追い込まれている原です。
さすがにもう限界です。ネタがない。

と思ったのですが、私の前々回コラムに伏線を張ってしまっていたものがありました。
※イノベーションについては次回(もしくは次次回以降)触れていければと思います。
何ヶ月か前の血迷った自分を恨みました。イノベーションについてなんて付け焼き刃の知識でしか語れません。でもネタがないし書くしかない…
ということで今回は“イノベーションとはなんぞ?”についてを
あくまで調べながらよくわかるように書いていきます。

イノベーション事例
よりすぐり5選

まず“イノベーション”というワードを検索すると、イノ一番にwikipediaが出てくるので意味を調べてみましょう。
イノベーション(英: innovation)とは、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。一般には新しい技術の発明を指すと誤解されているが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。つまり、それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化を起こすことを指す。
だそうです。ちょっと何言ってるかわからない。
小難しいことより事例をあげた方がよくわかるのでとびきりの事例を5つあげてみます。

イノベーション事例① iPhone


2007年に登場したこの電話機は、携帯電話という概念を一新しました。
2017年現在の状況を見れば一目瞭然です。
ジョブス神がiPhone発表の際キレッキレのプレゼンをしている様子(Youtubeリンク)
例えば地図などで拡大・縮小する時のピンチアウトピンチインをはじめ、全て直感的に操作できるという点。使い方などが詳しくわからなくとも“なんとなく”使えてしまいます。
まさに社会に今までなかった新しい価値を生み出しました。

 

イノベーション事例② ウォークマン


1979年にウォークマンが世に出る以前、カセットデッキに「録音機能をつけるのは常識」という風潮があったそうです。各メーカーは、録音機能がついたカセットデッキの軽量化を目指して切磋琢磨していました。
ところがソニーのウォークマンは、録音機能のない再生専用機。市場に出回っていたものは据え置き機のみで、持ち歩く形式のものは前例がなく、ソニーの内部からも「この商品は売れない」との声もあったそうです。
結果、ウォークマンは爆発的ヒットを記録。ただの音楽プレーヤーではなく、「音楽を持ち歩く」というスタイルを提供するという新しい価値を生み出しました。

 

イノベーション事例③ 写ルンです


いらすとやさんはなんでもありますね。
1986年発売のレンズ付きフィルムで、簡易的な使い捨てカメラです。今となっては懐かしい代物ですが、スマートフォンはおろか、携帯電話もデジカメも普及していなかった当時、気軽に写真が撮れるという理由で大ヒットした商品です。
ちなみにwikipediaによるとネーミング案として「フィルマー」「カメルム」「パットリくん」「西麻布」「チョンパッ」という名前が候補に挙がっていたとのこと。
パットリくんはさておき西麻布の意図が知りたい。誰か酔っ払ってネーミング案出したのか。
(ググったら富士フイルムの本社が西麻布だそうです。にしてもそれをそのまま商品名にしようとするという狂気。)
この写ルンです、スマートフォンで手軽に写真を取れる昨今において、再び売れ始めているそうな。
10代後半~20代の女性たちの間で再び流行り始めたのだそうだ。フィルム独特の味わいある写真が新鮮に感じられたり、現像しないとどんな写真かわからないワクワク感がウケているとのことですよ。

 

イノベーション事例④ ネスカフェアンバサダー


ネスレ日本が2012年から始めた仕組みで、職場でネスカフェを広めてくれる人=アンバサダーにコーヒーマシンを無料提供するかわりに、専用カートリッジを継続購入してもらい、コーヒーを飲んだ同僚から1杯の代金を徴収するシステム。ちなみにアンバサダーはネスレ日本から報酬を得ているわけではないそうな。
家庭用インスタントコーヒー市場では大きなシェアを誇るネスレが、家庭外の顧客を新たに創造した事例です。

 

イノベーション事例⑤ Suica


2001年に登場したSuicaはJR東日本だけではなく、JR西日本やJR東海などのJR各社でICカードの相互利用を開始しました。いちいち切符を買ったりすることなく乗れ、しかもそれが改札機にタッチするだけ。その利便性の高さは首都圏の人々の生活(主に時間)を変えました。
のちに私鉄やバスでも利用可能になり、その上電子マネーで買い物もできてしまうようになります。電子マネーという概念もおおよそSuicaが作ったものだと思います。おおよそ。

強引にまとめ。

まとめましょう。半ば無理矢理。
先日こんなニュースがありました。
終わりの始まり…?独自言語で話しはじめた人工知能、Facebookが強制終了させる
↑こんなもんリアルターミネーターですよ。
リアルスカイネットがリアル核ミサイルでリアル戦争を起こしますよ。リアルガチで。

リア…技術の劇的な進歩によってもたらされるのは便利・快適だけではないように思えます。
iPhoneしかりSuicaしかり、イノベーションとはそれによって生活の劇的な変化をもたらすものといえます。そして時間の経過を経て、生活の当たり前を作ってしまうもの。
上のAI独自言語事件では、“行くとこまで行ったな”と思う節さえあります。
生活の当たり前はいいですが、戦争が起こる当たり前を作ってしまうのは恐ろしいことです。戦争までは行き過ぎというか極論だとは思いますが。
イノベーションというのは小さい幸せレベルでいい気がします。そこで私たちが気をつけるのは取捨選択。Facebookが人工知能のことを捨てたことはいい判断だったのではないでしょうかね。(ドヤ顔で上から言う)

たまたまあったニュースにかこつけてうまいことまとめた感がありますが、いや、まとめれてない感もありますが、
今回で一番学んだこと、それは…

変な伏線は張らない。
以上です。

制作部 原 渉

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